水墨画は、紙・墨・水 だけで描かれる
伝統的な芸術です。
鎌倉時代(13世紀)に中国から禅宗とともに伝わり、
室町時代には雪舟 がその技法を確立しました。
江戸時代には、伊藤若冲 の独創的な表現や、
琳派(俵屋宗達・尾形光琳・酒井抱一) による装飾性の美が加わり、日本独自の美意識 が育まれました。
紫陽花の歴史 ~古(いにしえ)より伝わる梅雨の花~
紫陽花はもともと日本原産の花で、主に本州・四国・九州の山間部に自生していました。特に「ガクアジサイ」が古くから存在しており、現在よく見かける「ホンアジサイ」はそれを品種改良したものとされています。 平安時代
平安時代には、すでに紫陽花が和歌や文学の中で詠まれており、『古今和歌集』にも登場しています。ただし、この頃は桜や梅に比べてまだ知名度が高くはありませんでした。 紫陽花という漢字の由来
「紫陽花」という字は、唐の詩人・白居易の詩に由来しますが、本来は別の花を指していたという説もあります。日本では江戸時代の本草学者・小野蘭山がこの漢字を現在のアジサイに当てたとされ、和の知識と中国文化の融合を感じさせます。
江戸時代になると、園芸文化の発展とともに紫陽花も人々の暮らしの中に広まり、多くの品種が育てられるようになります。雨とともに咲く花の姿は、和傘や濡れ縁とともに「梅雨の風情」を演出し、浮世絵や俳句の題材としても登場するようになりました。
18世紀末、長崎に滞在していたドイツ人医師・シーボルトが紫陽花をヨーロッパへ持ち帰り、「オタクサ(Otaksa)」という名で紹介しました。これはシーボルトが愛した日本女性「お滝さん(おタキさん)」にちなんだとされています。その後、西洋で品種改良され、日本に逆輸入されたものが「セイヨウアジサイ」として広まりました。
墨絵を色紙や葉書に描いて、プレゼントしてみませんか。
なかなか会えない大切な方に、葉書に墨絵を描いて送ってみませんか。
一般社団法人 国際墨画会 師範
京都造形芸術大学 芸術教養学部 卒業
京都芸術大学 美術科 書画コース 卒業
奨励賞 文化賞 国際優秀賞 国際文化賞 筆舞賞を受賞
2017年はじめの一歩墨絵教室を東京世田谷に開設し、横浜上大岡教室、菊名墨絵の会、横浜生涯学習、南林間・相模大野カルチャーセンター、小・中学校などの講師を務め、墨絵の普及に尽力している。海外の方向け1dayレッスンを企画する。
個人的には、墨絵とエブル(トルコのマーブリング)の融合作品を制作している。
良く描けた時は勿論ですが失敗した時もよく描けている所を見つけ出して褒めてくださいますので自信がついていきます。作品がどんどん増えていくのも楽しみですが、その日の課題にちなんだ図録を見せていただき説明してくださるのも楽しみです。
月一回のお稽古ですが、毎回集中力は、かなりのものです。次回の作品展にも出展できるようお稽古に励みたいと思います。
レッスンを始めて3年目に突入しました。筆の使い方、色の出し方、構図についてなど、ある程度自分の中で「こういう風に描けばいいんだな」というのが分かってきて、最初の頃の作品と比べて確実にレベルアップしているのを実感しています。展覧会などに足を運んだ際も、今までと見方がだいぶ変わったので、さらに楽しむことが出来るようになりました。
毎回思う事ですが先生の筆の動きが、とても気持ち良くて、それを見るのが楽しみで、又自分にもとイメージしながら... 今度こそはと続けてきました。
いつも季節に合わせた題材を練習できて、普段以上に周りを気にするようになりました。
絵の技術は全然上達している気がしませんが、暮らしに厚みが加わったように思います。ありがとうございます。
絵も筆も苦手でしたが、目の行き届いたご指導と励ましのお言葉で、何とか完成に辿り着けます。時に気に入ったワンストロークに出会える時があり、レッスンがとても楽しみです。プロの方の図版の説明や、自然観察の大切さなどのお話から、周りに目を配るようになり、美しいものが増えたように感じられます。ありがとうございます。