水墨画は、紙・墨・水 だけで描かれる
伝統的な芸術です。
鎌倉時代(13世紀)に中国から禅宗とともに伝わり、
室町時代には雪舟 がその技法を確立しました。
江戸時代には、伊藤若冲 の独創的な表現や、
琳派(俵屋宗達・尾形光琳・酒井抱一) による装飾性の美が加わり、日本独自の美意識 が育まれました。


ニューヨークとニュージャージーでの
水墨画ワークショップを終えて


来年の干支は馬です。丙午(ひのえうま)になります。
丙午は、干支の「十干十二支」の組み合わせの一つで、60年に一度巡ってきます。「丙」は十干の3番目、「午」は十二支の7番目にあたります。「丙午」はとくに日本において、迷信的な意味を持って語られることが多い年です。「丙」は「陽の火」、「午」も「火の性質を持つ」とされ、丙午は火の気が非常に強い年とされます。そのため、江戸時代以降、「火事が多い」「気性が激しい」などのイメージがつきました。
『馬九行久』 ― うまくいく ― 馬の持つ力強さとしなやかさを墨に託し、「九頭の馬がまっすぐ進むように、すべてがうまくいきますように」との願いを込めて馬を描いてみませんか。
墨絵を色紙や葉書に描いて、プレゼントしてみませんか。
なかなか会えない大切な方に、葉書に墨絵を描いて送ってみませんか。

はじめの一歩 墨絵教室 主宰
一般社団法人 国際墨画会 師範
京都造形芸術大学 芸術教養学部 卒業 京都芸術大学 美術科 書画コース 卒業
奨励賞 文化賞 国際優秀賞 国際文化賞 筆舞賞を受賞
2017年、「はじめの一歩墨絵教室」を東京都世田谷に開設。
以降、横浜上大岡教室、菊名墨絵の会、横浜市の生涯学習講座、南林間・相模大野のカルチャーセンター、小・中学校などで講師を務め、地域に根ざした墨絵の普及活動を続けている。
また、訪日外国人向けの1Dayレッスンも企画・実施し、国際的な文化交流にも貢献。
2025年10月8日から13日にかけて、アメリカ・NY NJにて水墨画のワークショップを全8回開催。会場はシティ・カレッジ、プリンストン大学、ラトガース大学、ハンター・カレッジ、プリンストン日本語学校(幼稚園部)、ロングアイランドの図書館など、多岐にわたる教育機関および地域施設で実施し、合計181名の参加を得た。
国内外問わず、墨絵の魅力を伝える活動を継続している。
個人的には、墨絵とエブル(トルコのマーブリング)の融合作品を制作している。


・2025. 9 世田谷区民文化祭 秋の絵画書道展出展
・2025. 7 バーズ港北カルチャーセンターにて、
「季節の花を墨絵で描く」開講
・2025. 7 京西小学校アカデミー 墨絵教室開催
・2025. 4 世田谷美術館区民ギャラリーB3.4にて
『花を愛でるそして楽しむ2025』第4回作品展を開催
・2025. 4 大和市桜ヶ丘センター生涯学習講師全6回コース
・2025. 3 世田谷区民文化祭 春の絵画書道展 出展
・2025. 2 川崎市立百合丘小学校6学年[墨絵体験]講師
・2025. 1 大和市つきみ野生涯学習講師 全6回コース

良く描けた時は勿論ですが失敗した時もよく描けている所を見つけ出して褒めてくださいますので自信がついていきます。作品がどんどん増えていくのも楽しみですが、その日の課題にちなんだ図録を見せていただき説明してくださるのも楽しみです。

月一回のお稽古ですが、毎回集中力は、かなりのものです。次回の作品展にも出展できるようお稽古に励みたいと思います。

好きな植物を墨で描けたらかっこいいなと思い、レッスンに通い始めました。毎月、季節の花を描けるように丁寧に教えてくださるので、季節の変化を感じながら、少しずつ描けるものが増えていくのがとっても楽しいです。

毎回思う事ですが先生の筆の動きが、とても気持ち良くて、それを見るのが楽しみで、又自分にもとイメージしながら... 今度こそはと続けてきました。

いつも季節に合わせた題材を練習できて、普段以上に周りを気にするようになりました。
絵の技術は全然上達している気がしませんが、暮らしに厚みが加わったように思います。ありがとうございます。


絵も筆も苦手でしたが、目の行き届いたご指導と励ましのお言葉で、何とか完成に辿り着けます。時に気に入ったワンストロークに出会える時があり、レッスンがとても楽しみです。プロの方の図版の説明や、自然観察の大切さなどのお話から、周りに目を配るようになり、美しいものが増えたように感じられます。ありがとうございます。















